子どもの肘内障は繰り返しても大丈夫?

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肘内障が起きやすい年齢

肘内障は小さなお子さんに多い症状で、特に 2歳から4〜5歳ごろ に起こりやすいとされています。関節がまだ未発達なため、ちょっとした動作で関節が外れてしまうことがあるのです。

何度も繰り返すと心配…

「もう7回目になりました」「寝返りでも抜けました」といった方もいるようです
親御さんからすると「将来大丈夫なの?」と不安に思われるかもしれませんが、大人になってから後遺症が残ることはありません。成長するにつれて関節がしっかりするため、自然と抜けにくくなります。

注意してほしい点

ただし、肘内障と似たようなケースで 骨折の可能性 が隠れている場合があります。特に親御さんの目が届かないところで転倒した際などは、自己判断せずに 必ず病院や専門家に相談すること が大切です。

まとめ

  • 肘内障は2〜5歳に多いが、大人になれば自然と治まる
  • 何度繰り返しても、基本的に後遺症の心配はない
  • ただし転倒などの衝撃があった場合は、骨折の可能性もあるため注意

繰り返すと不安になる症状ですが、正しく理解していれば過度な心配はいりません。気になる場合は、ぜひ専門家にご相談ください。

吉田 泰裕
柔道整復師・鍼灸師
吉田接骨院院長。明治国際医療大学卒業後、宝塚市の斎藤接骨院に勤務しつつ明治東洋医学院専門学校に通い鍼灸師の資格も取得。一人ひとりの患者に寄り添った丁寧な診療は患者からの信頼も厚い。
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