身体は非常にデリケートです

吉田院長

人間は体を鍛えれば、強靭な肉体を造り上げる事が出来ます。

しかし、一度故障しますと、その部分が弱くなるのは、皆さんご存知だと思いますが、一度受傷した部分に対して早い時期に適切な処置を施すと、回復は早いですが、逆に患部に対して悪い処置(自分で良いと思っていても)や、何の処置もせずに放置したまま使いすぎたりしますと、より一層悪化し、こじれて来て、極端に治りが悪くなります。

例えば、軽い風邪を引いた時に無理をせずに、よく睡眠を取り栄養のあるものを摂取すると回復は早いですが、無理をしたり、寒い所に一日中居たり、夜更かしをして睡眠不足になると、こじれるのは、当然のことで、何倍もの治療期間を要します。

それと同じで、外傷も内科的疾患と同じ体の細胞から成り立っていますから、何ら相違はありません。捻挫でも、こじれると慢性になり、治療せずに放置すると、何十年も治らない患者さんもおられます。逆に、骨折でも適切な処置をして骨癒合(骨がくっつく事)する期間だけで治る患者さんもおられます。ですから、病名だけで治療期間を判断するのも早計です。

吉田 泰裕
柔道整復師・鍼灸師
吉田接骨院院長。明治国際医療大学卒業後、宝塚市の斎藤接骨院に勤務しつつ明治東洋医学院専門学校に通い鍼灸師の資格も取得。一人ひとりの患者に寄り添った丁寧な診療は患者からの信頼も厚い。
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