接骨院で出来る不妊治療。鍼灸の可能性 ― 卵子の質を高めるためにできること
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こんにちは、吉田接骨院院長の吉田です。
卵子の質と妊娠への関係
不妊治療において大きな課題となるのが、加齢による卵子の質の低下です。卵子の質が下がると妊娠率が下がり、流産率の上昇や染色体異常のリスク増加にもつながります。そのため「卵子の質をいかに保つか・高めるか」が重要なポイントになります。
鍼灸でできること
鍼灸では卵子そのものに直接作用するのではなく、卵巣や子宮の血流を改善することを目的とします。下腹部や腰、下半身、膝の下といったツボに鍼を施し、血流を促進することで、卵巣や子宮の環境を整え、卵子の質の向上を目指します。
このような施術を通じて体質が改善し、実際に妊娠に至るケースも報告されています。
血流改善とツボの役割
鍼灸には特定の臓器や部位に関連するツボが存在します。卵巣や子宮に関わるツボを刺激することで、その部分の血流が巡りやすくなります。結果として卵子の質が高まり、妊娠の可能性を後押しする効果が期待できます。
まとめ
鍼灸は不妊を直接的に「治す」ものではありません。しかし、血流の改善や体質の調整を通じて、妊娠しやすい身体環境を整えるサポートが可能です。西洋医学の不妊治療と組み合わせることで、より高い効果を期待できる手段のひとつだと言えるでしょう。