ストレートネックは本当に悪いもの?治すべきかの判断ポイント

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ストレートネック=悪ではない

「ストレートネック」と聞くと、多くの方が「悪い姿勢」「治さなければいけないもの」と思いがちです。
しかし、必ずしもストレートネック=悪いとは限りません。

中には、生まれつき首のカーブが少なく、ストレートネックの状態で体のバランスを取っている人もいます。その場合、無理に矯正しようとすると逆にバランスが崩れ、症状が悪化するケースもあるのです。

治した方がいい人・治さなくてもいい人

では、誰でも治療が必要かというとそうではありません。

  • 症状がない人
     ストレートネックでも、肩こりや首の痛みなどの症状が出ていなければ、必ずしも治療は必要ありません。
  • 症状がある人
     首や肩の痛み、頭痛などが強く出ている場合は、治療やケアを検討した方が良いと考えられます。

注意点

SNSやネットで紹介されているストレッチや体操を自己流で行いすぎると、かえって体のバランスを崩す恐れがあります。特に「治そう」と意識しすぎると逆効果になることもあるため、症状の有無を基準にして考えることが大切です。

吉田 泰裕
柔道整復師・鍼灸師
吉田接骨院院長。明治国際医療大学卒業後、宝塚市の斎藤接骨院に勤務しつつ明治東洋医学院専門学校に通い鍼灸師の資格も取得。一人ひとりの患者に寄り添った丁寧な診療は患者からの信頼も厚い。
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